2007年09月06日

プロポリスに含まれるフラボノイドには数多くの効能がある

プロポリスに多く含まれている成分としては、

フラボノイドや酵素類が良く知られています。

フラボノイドの効果としては、神経をリラックスさせる、

抗ストレス作用や抗菌作用など多くの作用が注目されます。

老化の原因といわれているのが過酸化脂質です。

フラボノイドにはこの過酸化脂質の増加を抑える作用があります。

また、フラボノイドの一種であるケルセチンは、

ガンの温熱治療の効果を高めるといわれています。

このように有用な働きをするフラボノイドは、

オレンジやレモンなどのかんきつ類などにも含まれていますが、

プロポリスに含まれるフラボノイドのほうが量も多く種類も豊富です。

一説に、プロポリスに含まれているフラボノイドの種類は、

20とも50とも言われています。

今の所データ不足で実際の所はわかりません。

今後の研究が待たれる所です。

また、フラボノイドに含まれるビタミンPは、

ビタミンCと併用すると血管を丈夫にする作用やウイルス感染、リウマチなど、

多くの病気に効果があることがわかっています。

しかし、残念なことにプロポリスにはビタミンCは含まれていません。

ですから、ハチミツやレモンジュースなどの

ビタミンCを含む食品も一緒にとることが効果的です。

また、酸味はプロポリスの苦味や辛味を和らげ飲みやすくしてくれます。

前述したようにプロポリスの効果はフラボノイドだけの効果ではないようです。

多様な薬効があるのは、さまざまな薬理作用をもたらす成分が

濃縮して含まれているせいと見られています。



天然の抗生物質といわれるプロポリス

古代ギリシャの時代から、

プロポリスは腫瘍や炎症に効果があることが知られていました。

プロポリスには強力な殺菌作用があるということは、

巣を無菌状態に保つことからもわかります。

プロポリスには、抗菌物質と同じ働きをする成分が含まれているようです。

フランスのラビー博士は、

プロポリスに抗生物質と同じような働きがあることを確認しています。

このプロポリスは東欧産で、ヨーロッパに多いポプラの樹脂が

プロポリスと同じような働きをすることも確認されています。

日本では、プロポリスは健康食品ですが、

ルーマニア、デンマーク、ドイツ、ロシアなどでは医薬品として扱われ、

さまざまな治療に役立てられています。

海外では積極的に医学の現場にプロポリスを取り入れているところもあるようです。


日本に紹介されたのは?

日本でプロポリスが知られるようになったのは、

1985年名古屋での国際養蜂会議で、

多くのプロポリス症例が報告されてからです。

注目されるきっかけとなったのは、

1991年10月に国立予防衛生研究所と

協和発酵東京研究所の研究グループが

ブラジル国産プロポリスの成分中に

抗がん効果のある新たな化合物を発見したという発表で、

新聞などにも大きく取り上げられました。

もちろん、これはまだ実験段階だったのですが、

ガンに効果があるという噂だけが一人歩きして、一気にブームとなってしまいました。

この研究グループのメンバーは、ブームに危惧を抱いており、

「このような加熱した、何にでも効く万能薬といったイメージは早く消え去って欲しい」

と語っています。


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