2009年05月30日
肌のハリや弾力をつくるタンパク質
紫外線にあたり、発生した活性酸素により肌が傷つきシミ・ソバカスができたり、
肌が弾力性を失ってシワが刻まれたとき、それを修復するのがタンパク質です。
また、顔に怪我をしたり、虫に刺されたとき、傷口には白血球の仲間が大量に集まり、
侵入してくる細菌やカビなどを撃退するために、活性酸素を出して戦います。
そのとき、まわりの細胞が活性酸素の攻撃の巻き添えを受けるために、患部が炎症を起こします。
戦いの後、壊された細胞を修復し、肌を元通りにする材料もタンパク質です。
タンパク質が必要な理由は他にもあります。
私たちの体内には酵素系の抗酸化物質、
SOD、カタラーゼ、グルタチオンペルオキシターゼがあります。
実はこの酵素もタンパク質でできているため、タンパク質がなければ、私たちの抗酸化力はなくなり、
活性酸素に対して無防備になり、肌を守るどころか体はすぐに病気になってしまいます。
タンパク質は、生命を維持していくために人間や動物の食事に欠けてはならないものです。
しかし、実際に必要なのはタンパク質そのものではなく、
タンパク質という建物を作っているブロックのアミノ酸です。
人間の体に必要かつ体内で合成できないものが”必須アミノ酸”です。
人間はこれらを必ず食事から摂取しなくてはなりません。
植物性タンパク質と少量の動物性タンパク質が組み合わされると、
それぞれ単独に食べるよりも完全なタンパク質になります。
このような良質のタンパク質を摂ってこそ、美しい肌が維持されるといえます。
※多く含む食品:穀類、豆類、さや豆類、魚、肉
肌が弾力性を失ってシワが刻まれたとき、それを修復するのがタンパク質です。
また、顔に怪我をしたり、虫に刺されたとき、傷口には白血球の仲間が大量に集まり、
侵入してくる細菌やカビなどを撃退するために、活性酸素を出して戦います。
そのとき、まわりの細胞が活性酸素の攻撃の巻き添えを受けるために、患部が炎症を起こします。
戦いの後、壊された細胞を修復し、肌を元通りにする材料もタンパク質です。
タンパク質が必要な理由は他にもあります。
私たちの体内には酵素系の抗酸化物質、
SOD、カタラーゼ、グルタチオンペルオキシターゼがあります。
実はこの酵素もタンパク質でできているため、タンパク質がなければ、私たちの抗酸化力はなくなり、
活性酸素に対して無防備になり、肌を守るどころか体はすぐに病気になってしまいます。
タンパク質は、生命を維持していくために人間や動物の食事に欠けてはならないものです。
しかし、実際に必要なのはタンパク質そのものではなく、
タンパク質という建物を作っているブロックのアミノ酸です。
人間の体に必要かつ体内で合成できないものが”必須アミノ酸”です。
人間はこれらを必ず食事から摂取しなくてはなりません。
植物性タンパク質と少量の動物性タンパク質が組み合わされると、
それぞれ単独に食べるよりも完全なタンパク質になります。
このような良質のタンパク質を摂ってこそ、美しい肌が維持されるといえます。
※多く含む食品:穀類、豆類、さや豆類、魚、肉
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2009年05月24日
ミネラルはSOD(抗酸化作用)様物質のパートナー
ミネラルは体の生理機能の調整役として、
その重要性が指摘されています。
その中でも、セレニウム(セレン)、銅、亜鉛、マンガン、マグネシウム、鉄などは、
SOD様物質のパートナーや補佐役として活躍し、
活性酸素の消去になくてはならないミネラルで、
これらの補給なくしては、肌の健康を守ることはできません。
たとえば、グルタチオンペルオキシターゼという酵素はミネラルのセレニウムを持って、
過酸化水素を消去したり、過酸化脂質を分解したりします。
また、銅や亜鉛もSOD酵素のもとで働き、大きな役目を果たします。
銅やマンガンはビタミンC を使うのに、
マグネシウムはビタミンCの代謝に欠かせない物質ですし、
鉄はビタミンB類の代謝に関係する一方、
皮膚の血色を良くする作用があります。
※多く含む食品
セレン:魚介類、胚芽、レバー
銅:豆類、魚介類、
亜鉛:胚芽、魚介類(特にカキ)、レバー
マンガン:ゴマ、無精製の穀類、ナッツ類
マグネシウム:穀類、豆類、昆布
鉄:豆類、ハマグリ、あさり
その重要性が指摘されています。
その中でも、セレニウム(セレン)、銅、亜鉛、マンガン、マグネシウム、鉄などは、
SOD様物質のパートナーや補佐役として活躍し、
活性酸素の消去になくてはならないミネラルで、
これらの補給なくしては、肌の健康を守ることはできません。
たとえば、グルタチオンペルオキシターゼという酵素はミネラルのセレニウムを持って、
過酸化水素を消去したり、過酸化脂質を分解したりします。
また、銅や亜鉛もSOD酵素のもとで働き、大きな役目を果たします。
銅やマンガンはビタミンC を使うのに、
マグネシウムはビタミンCの代謝に欠かせない物質ですし、
鉄はビタミンB類の代謝に関係する一方、
皮膚の血色を良くする作用があります。
※多く含む食品
セレン:魚介類、胚芽、レバー
銅:豆類、魚介類、
亜鉛:胚芽、魚介類(特にカキ)、レバー
マンガン:ゴマ、無精製の穀類、ナッツ類
マグネシウム:穀類、豆類、昆布
鉄:豆類、ハマグリ、あさり
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2009年05月20日
SOD様物質が体と肌の衰えをペースダウン(3)
■フラボノイド
ビタミンCが、適切な機能を果たす手助けをしたり、
ビタミンCの吸収にも必要。
また、吸収したビタミンCの効果を高める。
☆多く含む食品:柑橘類
■カテキン(タンニン)
体の中でビタミンCの酸化を防ぐため、結果的に肌の健康によいと考えられています。
☆多く含む食品:茶類
■イソフラボン
大豆の胚芽に多く含まれ、血中のコレステロールの酸化を防ぐとともに、
女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをして、
肌荒れやニキビの炎症を和らげ、カルシウムの流出を防ぐといわれています。
ビタミンCが、適切な機能を果たす手助けをしたり、
ビタミンCの吸収にも必要。
また、吸収したビタミンCの効果を高める。
☆多く含む食品:柑橘類
■カテキン(タンニン)
体の中でビタミンCの酸化を防ぐため、結果的に肌の健康によいと考えられています。
☆多く含む食品:茶類
■イソフラボン
大豆の胚芽に多く含まれ、血中のコレステロールの酸化を防ぐとともに、
女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをして、
肌荒れやニキビの炎症を和らげ、カルシウムの流出を防ぐといわれています。
2009年05月13日
SOD様物質が体と肌の衰えをペースダウン(2)
■ビタミンB2(リボフラビン)
β-カロチン、ビタミンC、ビタミンEなどの抗酸化物質の働きを助けることで
結果的に活性酸素を消去するのに役立ちます。
特に、過酸化脂質を片付ける働きの手助けをします。
そのため、肌や髪、つめなどの健康を保ち、生き生きさせる作用があります。
※多く含む食品:豆類、ミルク、酵母、レバー、魚、卵
■ビタミンB4(ピリドキシン)
老化を防ぐ核酸(RNA)の正常な合成を促進します。
核酸は細胞内にあり、タンパク質の合成にかかわる重要な物質で、
RNA(リボ核酸)と遺伝子情報を持つDNA(デオキシリボ核酸)があります。
※多く含む食品:小麦胚芽、大豆、ビール酵母、くるみ
β-カロチン、ビタミンC、ビタミンEなどの抗酸化物質の働きを助けることで
結果的に活性酸素を消去するのに役立ちます。
特に、過酸化脂質を片付ける働きの手助けをします。
そのため、肌や髪、つめなどの健康を保ち、生き生きさせる作用があります。
※多く含む食品:豆類、ミルク、酵母、レバー、魚、卵
■ビタミンB4(ピリドキシン)
老化を防ぐ核酸(RNA)の正常な合成を促進します。
核酸は細胞内にあり、タンパク質の合成にかかわる重要な物質で、
RNA(リボ核酸)と遺伝子情報を持つDNA(デオキシリボ核酸)があります。
※多く含む食品:小麦胚芽、大豆、ビール酵母、くるみ
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2009年05月07日
SOD様物質が肌の衰えをペースダウン(1)
☆ビタミンA(βーカロチン)
βーカロチンは、体内で必要量だけビタミンAに変わり、
残りは体内に蓄積され、活性酸素の害を防ぐ働きがあります。
動物性食品のビタミンAは、摂りすぎた場合に毒性を持つことがあります。
※多く含む食品・・・濃い緑色野菜・緑黄色野菜・黄色の果物など
ビタミンC(アスコルビン酸)
皮脂が変質してできた過酸化脂質(肌さび)や、タバコや排気ガスなどに含まれる、
体に有害な物質を体外に排出するように働いてくれます。
また、コラーゲンの生成を助け、皮膚の細胞を正常に保ち、
メラニンの生成を抑えるなど、肌さびのダメージの回復につながります。
※多く含む食品・・・柑橘類・緑黄色野菜・ブロッコリー・ピーマン・トマトなど
ビタミンE(トコフェロール)
過酸化脂質(肌さび)がつくられるのを防いだり、
できてしまった過酸化脂質を分解して、
細胞間脂質や細胞膜を活性酸素から守ってくれます。
また、毛細血管の血行を促進したり、性ホルモンの分泌に作用するため、
肌の機能を健やかに保ちます。
特に、体内でビタミンCの酸化を防ぐので一緒に摂ると抗酸化作用が高まります。
※多く含む食品・・・小麦胚芽・大豆・ゴマ・ごま油・ほうれん草・葉野菜
βーカロチンは、体内で必要量だけビタミンAに変わり、
残りは体内に蓄積され、活性酸素の害を防ぐ働きがあります。
動物性食品のビタミンAは、摂りすぎた場合に毒性を持つことがあります。
※多く含む食品・・・濃い緑色野菜・緑黄色野菜・黄色の果物など
ビタミンC(アスコルビン酸)
皮脂が変質してできた過酸化脂質(肌さび)や、タバコや排気ガスなどに含まれる、
体に有害な物質を体外に排出するように働いてくれます。
また、コラーゲンの生成を助け、皮膚の細胞を正常に保ち、
メラニンの生成を抑えるなど、肌さびのダメージの回復につながります。
※多く含む食品・・・柑橘類・緑黄色野菜・ブロッコリー・ピーマン・トマトなど
ビタミンE(トコフェロール)
過酸化脂質(肌さび)がつくられるのを防いだり、
できてしまった過酸化脂質を分解して、
細胞間脂質や細胞膜を活性酸素から守ってくれます。
また、毛細血管の血行を促進したり、性ホルモンの分泌に作用するため、
肌の機能を健やかに保ちます。
特に、体内でビタミンCの酸化を防ぐので一緒に摂ると抗酸化作用が高まります。
※多く含む食品・・・小麦胚芽・大豆・ゴマ・ごま油・ほうれん草・葉野菜
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2009年05月02日
肌さびへの抵抗力は毎日のスキンケアと食事
加齢とともにたまりやすくなる肌さびの影響を受けにくくするには、
酸化を防ぐスキンケアと毎日の食事で抗酸化物質をとり、
体内で活性酸素を必要以上に発生させないようにすることです。
体の抗酸化力は加齢とともに徐々にダウンしていきますが、
肌さびがたまっていない「健康な肌」をつくり保つには、
正しいスキンケアとバランスのとれた食事、
規則正しい生活習慣をしていれば、
抗酸化力の衰えをスローペースにすることができます。
SOD酵素と抗酸化食品
私たちの体内には過剰増加した活性酸素・過酸化脂質を中和する
SODという酵素があります。
個人差はありますが、SOD酵素の力は、
ある年齢を境に徐々に弱まり始め40歳を過ぎると
大幅ににぶってきます。
この時期に健康を維持しにくくなり、
肌の衰えが目立つようになるのも、
そのためだといわれています。
この時期に活性酸素・過酸化脂質を中和する抗酸化物質
いわゆるSOD様物質(SOD酵素と同様の働きをする物質)を
体の外から補う必要があります。
酸化を防ぐスキンケアと毎日の食事で抗酸化物質をとり、
体内で活性酸素を必要以上に発生させないようにすることです。
体の抗酸化力は加齢とともに徐々にダウンしていきますが、
肌さびがたまっていない「健康な肌」をつくり保つには、
正しいスキンケアとバランスのとれた食事、
規則正しい生活習慣をしていれば、
抗酸化力の衰えをスローペースにすることができます。
SOD酵素と抗酸化食品
私たちの体内には過剰増加した活性酸素・過酸化脂質を中和する
SODという酵素があります。
個人差はありますが、SOD酵素の力は、
ある年齢を境に徐々に弱まり始め40歳を過ぎると
大幅ににぶってきます。
この時期に健康を維持しにくくなり、
肌の衰えが目立つようになるのも、
そのためだといわれています。
この時期に活性酸素・過酸化脂質を中和する抗酸化物質
いわゆるSOD様物質(SOD酵素と同様の働きをする物質)を
体の外から補う必要があります。
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Posted by 健康工房 紀の郷 at
10:39